

専門的な学術の場でなくても、一般的なビジネスの場面でも「エビデンス」が求められる時代になってきました。
また、ビジネスに限らず、健康的な生活習慣や食生活など、情報精査には一次情報をみる必要があります。
そして、一時情報でありエビデンスの最高峰は、言うまでもなく論文です。
なので、論文を読めるようになること、論文から必要な情報を得ることは実生活でも重要です。
論文はほとんどの場合、英語で書かれています。全世界のエビデンスを集約する訳ですから、世界の共通語(多くの国で使われているという意味で)の英語が使われるのは当然ですね。
でも、英語は苦手ですよね。わたしは、小学・中学・高校と英語を学んでも、会話はおろか、読むこともできませんでした。
しかし、英語が苦手でも、英論文を読むことができます。インターネットを駆使すれば比較的簡単に英論文を読むことができます。
つまり、英語で書かれた最新のエビデンスを知ることができるわけです。ワクワクしますね。今回は、英論文を簡単に読む方法を紹介していきます。
google chrome
まずは、google chromeをインストールしましょう。
google chromeをインストールしたら、google chromeを開いて、論文検索サイトを開きましょう。ここでは、PubMedを使って検索してみましょう。

これが、Pubmedのホーム画面です。このホーム画面で、キーワード検索するわけですが、まずは「Advanced」をクリックしましょう。
すると、以下のような画面異なります。そこで、赤枠を指定します。
すると、以下のようになります。
これは、論文のどこにキーワードがあれば、検索されるかを指定しています。
検索したいキーワードが、論文のどこに合っても引っかかってしまうと、論文の数が膨大になってしまうために、限定します。
今回は、「Title/Abstract」を選択し、キーワードが、題名と要旨にあれば、検索されるようにします。
そして、キーワードを入力します。キーワードを「money」としてみましょう。
「money」と入力し、右側の「ADD」をクリックします。
すると、「Query box」にキーワードが移動します。これで、検索条件の指定が完了しました。「Search」をクリックして、検索します。
すると、検索条件に合った論文が表示されます。
ここからが問題ですね。これらの論文を読みわけですが、すべて英語です。このままでは、読めませんね。
翻訳
Google chromeの右上にあるボタンをクリックします。
下の図で示した、①です。すると、②「英語」と「日本語」を選べるので、「日本語」を選択します。
すると、表示画面がすべて日本語に翻訳されました。非常に簡単ですね。
適当な論文をクリックして、中身を確認してみましょう。
表示画面を変えても、上手く、日本語翻訳されていますね。
これで、英論文も抵抗なく読めそうですね。
このgoogle chromeを使った翻訳が一番手っ取り早いと思います。
DeepL

別の方法もあります。DeepLは世界一正確な翻訳ソフトとされています。
上の図の赤枠に翻訳したい文字を入力します。すると、勝手に翻訳してくれます。
これだけで、翻訳完了です。
簡単に翻訳できる、google chromeか、正確に翻訳してくれるDeepLかどちらの翻訳がいいかは、使ってみながら試してみて下さい。
注意点
最近の翻訳ソフトは、正確で自然な翻訳ができるようになっています。とはいえ、まだまだ不自然な部分もあります。なので、英語と翻訳を両方確認しながら、読み進めていくことをお勧めします。
でも、まずは英語に抵抗感なく、英論文を読めるようになることの方が大切ですね。
英論文は内容が面白く、エビデンスレベルが高いので、楽しんで読んでみて下さい。


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