【初心者必見】プログラミング言語Pythonでできること5選
if文とは、プログラミング言語で一般的に用いられるものです。条件を指定することで、その条件に合致する場合は、真。条件に合致しない場合は、偽とします。真偽によってその後の処理が異なります。
Pythonに限らず、プログラミング言語を勉強するうえで、必ず使うものなので、理解していきましょう。
まったくの初心者でも直感的に理解できるように解説していきます。
if文
x=0 if x==0: print("xはゼロ")
出力:
xはゼロ
xを0にします。
もしxが0なら、「xはゼロ」 と表示するようにプログラムしています。
xを0に指定しているので、出力は”xはゼロ”と表示されています。
英語のifと同じなので、理解しやすいですよね。
では、条件に合わない場合はどんな出力結果になるかみてみましょう。
x=1 if x==0: print("xはゼロ")
出力:
xを1にします。
if文の条件は同じなので、条件に合っていません。なので、出力結果は表示されません。
それでは、条件に合わない場合も出力されるように条件を指定してみましょう。
x=1 if x==0: print("xはゼロ") else: print("xはゼロではない")
出力:
xはゼロではない
ifの後は同じですが、if文の合わない場合は、elifで指定します。
つまり、xが0でなないなら、「xはゼロではない」と出力されるように条件指定しています。
もう少し、条件を付けくわえてみましょう。
x=1 if x==0: print("xはゼロ") elif 0 < x < 5: print("xは0から5の間") else: print("xは0から5の間ではない")
出力:
xは0から5の間
xが0なら、「xはゼロ」
xが0より大きく5未満なら、「xは0から5の間」
xが上記以外なら、「xは0から5の間ではない」
と出力されるような条件になっています。
x=のあとの数値を変えてみると分かりやすいかもしれません。
今度は条件を変えてみましょう。
age=3 if age<12: print("あなたは "+str(age)+"歳なので、こどもです") elif 12 <= age < 18: print("あなたは "+str(age)+"歳なので、学生です") elif 18 <= age < 65: print("あなたは " +str(age)+"歳なので、大人です") else: print("あなたは "+str(age)+"歳なので、高齢者")
出力:
あなたは 3歳なので、こどもです
ageのあとの数値は3です(age=3)
この場合は、ifのあとのage<12の条件に合致します。
なので、「print(“あなたは “+str(age)+”歳なので、こどもです”)」が実行され、「あなたは 3歳なので、こどもです」が出力されます。
printは()内を表示させます
出力の詳細は、「あなたは」はそのまま「あなたは」、「str(age)」は「ageで指定した数値」、「歳なので、こどもです」はそのまま「歳なので、子供です」といった意味です。
1行目のage=のあとの数値を変更させてみましょう。
age=30 if age<12: print("あなたは "+str(age)+"歳なので、こどもです") elif 12 <= age < 18: print("あなたは "+str(age)+"歳なので、学生です") elif 18 <= age < 65: print("あなたは " +str(age)+"歳なので、大人です") else: print("あなたは "+str(age)+"歳なので、高齢者")
出力:
あなたは 30歳なので、大人です
「age=」を30に指定しているので、ageが12以上、18未満という意味である「elif 12 <= age < 18」に合致します。なので、printで指定している。「あなたは 30歳なので、大人です」が出力されています。
こんな感じで、if文で条件を設定して、それにあった結果を出力してくれます。ですが、頻繁に使うようなコードであれば、毎回このコードを書くのがめんどくさいので、簡単な関数にしてみましょう。
def how_old(age): if age<12: print("あなたは "+str(age)+"歳なので、こどもです") elif 12 <= age < 22: print("あなたは "+str(age)+"歳なので、学生です") elif 22 <= age < 65: print("あなたは " +str(age)+"歳なので、大人です") else: print("あなたは "+str(age)+"歳なので、高齢者")
「def」のあとの「how_old(age)」が関数の名前です。この関数の「age」に数値を入れることで、その数値と条件が合う出力をしてくれます。
how_old(16)
出力:
あなたは 16歳なので、学生です
16と指定しました。ので、「12 <= age < 22」の条件に合致するため、「 print(“あなたは “+str(age)+”歳なので、学生です”)」が出力され、結果として、「あなたは 16歳なので、学生です」が表示されました。
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